お花の現像 ②
更新が滞って一週間、アクセス数もすっかり一桁。
その数字に凹むワケやないけど更新しようと思います。
凹んでへんよ、ぜんぜん。ほんまほんま。
前回の白い花の詳細を、
読む人がめんどくさいくらい詳細に書こうと思ってましたが
書く方がめんどくさいことに気が付きました。
気付きましたが書いてみようと思います。
まず、やり方として、
A)最初にモノクロ化してから調整する
B)諸々調整してから最後にモノクロ化する
という順序がありますが、今回はAですわ。
モノクロ化しておいて、ホワイトバランスとか感色性とか、
調整して色味を消していきます。
※各画像、クリックで大きくなるので、各設定をしっかり見ておきましょう。
まずは単純にモノクロにした状態。
マゼンタの花の部分はやっぱり濃いグレーです。
明るいグリーンの茎はこの時点でけっこう白い。
でも背景が暗いのは頂けない。
つまり、やることとしては、
イ)花の部分を白くする
ロ)背景を白くする
ということがメインとなります。
花の部分を明るくするには、赤い部分を明るく、
背景を明るくするには全体を明るくするわけですが、
その際、すでにそこそこ明るい茎の部分は白飛びさせたくない。
てことで、まあ、最終的にコントラストをちょっと下げて、
ハイライト以外を持ち上げる。
コントラストを下げると、暗いところはちょっと明るく、
明るいところはちょっと暗くなりますな。
AppleのApertureなんかは、コントラストを下げきると
ほとんどグレーの画像になっちゃいます。
まず、モノクロの感色性を調整・・・。
するとこんな感じ。
花の部分が明るくなったのが分かるでしょうか。
で、さらに「ホワイトバランス」と「レベル補正」で明るく。
色温度はK(ケルビン)が高いほど青、低い方が黄色。
ですが、現像ソフトではだいたい逆になっています。
低くする(スライダを左)と青、高くする(スライダを右)と黄色くなりますが、
これは補正値ということでしょうな。
するとこんな感じ。
だいぶ明るなったね。
あとは「コントラスト」「明るさ」をいじって仕上げです。
はい、よいしょー。
「露出」で明るくすると、ハイライト部分も容赦なく明るくぶっ飛びますが、
「明るさ」で明るくすると、ハイライト部分はそこそこに中間以下が持ち上がります。
ヒストグラムを見ながらやってみるとよく分かるので、
各々、使用ソフトのクセとか見極めるとええと思います。
うむ、白いねぇ〜。
芸能人の歯くらい白い。
これで一応出来上がり。
モノクロのチェックを外すとこんな感じ。
黄色い。
あんまりこういう現像することはないかと思いますが、
いつかきっと役に立つときが来ると思いますよ。
思ってないと、こんなめんどくさいもん書かれへんよ。
ほなっ!