神は細部に宿るって言うじゃない?

写真に関するいろいろ、特にRAW現像について。

Capture One 8 登場。

3ヵ月ぶりにこんにちは。

 

みんな大好き Capture One の新しいバージョンが出ましたね。

相変わらずフェーズワンのサイトの日本語は中途半端なローカライズで、

読み進めるウチにいつの間にか英語になってるというステキな仕様。

 

それはさておき、

7から8になって、どんな機能が追加されたのか?

ホームページによると以下の6つが「NEW」の表記。

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とは言え、「フィルム粒子」以外は7にもありました。

使い勝手や機能の向上があるんでしょうけど、まあ気になるのはホンマの新機能やね。

 

と言うわけで、さっそく購入。

  • アップグレード:69€
  • 新規購入:100€
  • 月額利用:8€

 

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左:Capture One 7 のエンジンのままで表示。

右:Capture One 8 のエンジンにアップグレードして微調整。

一度アップグレードすると、グレードダウンは出来ないので下位バージョンで行った調整は事実上無くなります。

「バリアントの複製」を行っておくと下位バージョンを残しつつ新しいエンジンで現像も出来るので、信頼に足るアプリかどうか見極めるまではこれをオススメ。

アプリ自体、7と8両方入ってる状態です。

 

インターフェースがフラットデザインになってる以外、

基本的には同じ感じです。

が、7の調整を8にアップグレードしたものにコピペすると

ちょっと白飛びしました。

なので再現像するなら、一からやるかコピペ+微調整が必須。

ただし、元々ほとんどいじってないデータなら問題無いかもね。

 

で、気になる「フィルム粒子」。

こんなウインドウです。

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タイプもいろいろ。

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「インパクト」と「粒状」ってのは

粒子の量と大きさって感じ。

 

この粒子の生成アルゴリズムは、

「スケーラブルかつ自然で本物のような木目を作成するための

物理モデルに基づいて」いるそうです。

なんだか凄そうですね。

Photoshopでノイズかけるのとはワケが違うんですよ。と言いたげです。

 

ぼくが気になったのは、

粒子を加えることで、輝度ノイズを軽減させたときの

塗り絵のような感じが無くなるんじゃないの?ってこと。

 

6から7になったときに、ノイズ軽減処理が飛躍的に良くなってたので

これであとはノイズを加えられるようになったらカンペキやな。

と思っていた僕としては非常に気になるところ。

 

さあ、どうでしょう。

 

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400%表示。(クリックして大きなサイズで確認してね)

左:CaptureOne7のエンジンのままで表示。

右:CaptureOne8のエンジンにアップグレードして微調整。

 

7にあるウニョウニョした感じが減ってる!

ような気がする!

いいんじゃないの?結構使えるんじゃないの?

いいね!

 

 

あ、ちなみに7はちょっといじりまくるとスグ落ちてたけど

8は安定感が増してるように思う。

まだ触ったばっかりなので分からんけどね。

第一印象、いい感じです。

 

ほな、今日はこの辺で。