梟の現像 ②
さてさて、梟の現像です。
Capture One 7 というソフトを使っていますが、
だいたいはどのソフトでも出来る調整です。
ただ、調整の掛かり具合とかそれぞれ違うので、全く同じとは言えまへん。
Capture One 7で開いた状態
ここから色々いぢくって行きます。
色味の調整:ホワイトバランス
今回はちょっと黄色系に振ります。
「色温度」のスライダを右にやると黄色、左にやると青。
「色あい」の方は、右にやると赤、左にやると緑です。
これはどのソフトでも共通。のはず。
ホワイトバランスは色かぶりしている状態を補正する場合とか、
わざと色かぶりさせるために調整する場合とか、いろんな使い方ができます。
JPEGやTIFFでもホワイトバランスを触れるソフトもありますが、
RAWで触るより画質の劣化が著しいので
ホワイトバランスを触るためだけでもRAWで撮る価値あると思いますよ。
露出の調整:露出量
さあ、いよいよグイッと変えていきまっせ。
背景を暗くしたいので露出をグイッと下げます。
ヒストグラムを見ながら、暗部が潰れきらないギリギリのラインを狙いつつ、
でもまぁ、やり直しは何遍でも出来るので思い切って暗くします。
梟も暗くなってしまいますが、
そこは後からええ具合にしますんで。
露出の調整:コントラスト
次にコントラストを調整していきます。
暗くなりきっていなかった背景をさらに沈め、
梟のカタチを際立たせていきます。
コントラストを上げると、彩度が少し高くなるので
ちょっと下げときましょか。
露出の調整:ビネット(周辺光量)
さらに暗くしまっせ。
どんだけ暗いねんって思てはるでしょうが、
さらに周辺光量を落として、留まり木も暗くします。するんです。
梟もなんだか煤けたようになっちゃってますねぇ。
目なんか穴が空いたみたいに真っ黒。
さあさあ、これからどうなるんでしょう。
次回、「レベル補正」を乞うご期待!
ほなっ!